歴史ロード「維新ふるさとの道」
賃貸マンションから徒歩7~8分の場所にある歴史ロード「維新ふるさとの道」
主なスポットとして、「入口広場(高見橋側)」「円形広場」「戦災復興記念碑」「時を刻む語らい広場」「大久保利通生い立ちの地」「維新ふるさと館」「武家屋敷」「西郷隆盛誕生地」「木塀ベンチ」「いろは歌の広場」「入口広場(高麗橋側)」があります。全長は880m、全体の面積は12,514㎡になり、明治維新において多くの偉人が活躍した加治屋町・薩摩の歴史を感じるとともに、散策や語らいの場としてもとても快適な場所です。西郷隆盛、大久保利通が生まれ育った場所で維新薩摩の歴史に思いを寄せてみてはいかがでしょうか。
維新ふるさとの道の入口広場(高麗橋側)です。各画像はクリックすると拡大します。

近代幕開けの主な出来事を表現した日時計です。(太陰暦から太陽暦)
薩摩暦を紹介する待ち合わせ場所としても便利な自然石が置かれています。
薩摩暦は、江戸時代に地理的な特殊事情により特別に公認され島津藩領内で採用されたもので、暦の刻数は鹿児島において観測されたものです。

1F 英傑の道
ふるさとゲート、幕末探訪・郷中教育、世界を見ていた薩摩、薩摩エピソード
B1F 維新の道
維新体感ホール(ドラマ「維新への道」と「薩摩スチューデント、西へ」を上演するホール)、展示室1(薩摩科学事始、維新夜明け前)、展示室2(薩摩明治維新伝、維新日本のあけぼの)、鹿児島の人物コーナー
年中無休 午前9時~午後5時 開館

下級武士の屋敷をイメージしています。武家屋敷は、「二つ家」と呼ばれる住居形態であったと考えられており、「二つ家」とは、居住棟である「おもて」と、炊事棟である「なかえ」とが近接し、屋根は二つでありながら部屋は、ひと続きになっているという特徴があります。「寄棟形式」です。

幕末の多くの偉人を生み育ててきた郷中教育を紹介しています。郷中教育とは、薩摩藩独特の教育方法であります。1、先輩が薩摩の良さや教えを後輩へ伝え導く。2、世代を超えて交わり接し、共に切磋琢磨する。3、郷土に愛着と誇りを持ち、自らを律し精進する。4、地域ぐるみで郷土に役立つ人材を育てる。この4つの要素から成り立っています。

日新公いろは歌(日新公伊呂波御歌)は、島津氏中興の祖といわれる島津忠良(日新斎、1492-1568)が天文14(1545)年ころ神道・儒教・仏教の教えをもとに、人の道や政治の心構え等を平易な言葉で四八首の和歌によんだものです。子弟教育の教典として薩摩士風育成の基本となりました。